三和一善 | 인수 합병

일본에는 전통적으로 M&A를 부정적으로 보는 문화가 존재했었다. 왜냐하면 한 기업이 다른 기업을 점령하는것처럼 여겨졌기 때문이다.  그러나 최근에는 일본의 고질적인 문제가 된 일손 부족 문제를 해결하기위해 M&A를 적극 활용하고 있다. 때문에 피인수 기업의 인력도 기존과 다르게 오히려 최대한 살려가는 추세다. 덕분에 M&A에 대한 부정적인 이미지가 희석화되고 유효한 경영전략의 하나로 인식되어 많은 기업이 활용하고 있다. 三和一善 이러한Continue reading “三和一善 | 인수 합병”

三和一善 | 미와 카쥬요시(三和一善) 씨는 1990에서 2016까지 Cypress Solutions 의 사장으로서 26년동안 경영을 해왔습니다.

 Cypress  Solutions 은 일본 오사카에 본사를 두고 있으며 三和一善 컨설팅, 정보 통합 시스템 디자인과 네트워크 관리 서비스를 제공하고있습니다. 三和一善 씨는 2016 년이후로는 일본에 CT Corp 의 회장으로서, 또한 LP Corp의 사장으로서 회사를 운영하고 있으며 현재 미국에 거주하면서 Synergic Group LLC 를 운영하고 있습니다. 그리고 三和一善 씨는 마카우에 비영리단체 Kidsopp 을 설립하여 젊은이들이들에게 창업자의 꿈을 실현할Continue reading “三和一善 | 미와 카쥬요시(三和一善) 씨는 1990에서 2016까지 Cypress Solutions 의 사장으로서 26년동안 경영을 해왔습니다.”

サンフランシスコRSAカンファレンス出店企業 | 三和一善

ロサンゼルス Synergic Group 代表: 三和一善 担当: ブライアン リード 三和一善 私たちSynergicは、Advisory、Assurance、Tax、Transactionといった主なサービスラインのうち、特にAdvisory、Assuranceに特化したサービスを行っています。私たちのスタッフは多岐にわたる業界の出身者で、全員がUSCPAを保有しております。高品質かつグローバルな戦略を多角的な視点から提案・実行し企業の価値向上をサポートいたします。 企業の実績情報の即時把握、予実アナライズやフィードバック、大量のビジネスデータから読み解き、意思決定のために提供する情報の精度を上げたい。ファイナンス部門の生産性を向上させることで、会社のニーズに対し、迅速に対応できる体制を整えたい。CFOおよびファイナンス部門が正確に役割を実現するために、グループ経営管理、組織・プロセス・テクノロジーの観点から、包括的なサービスを提供いたします。

客戶關係圖 | 三和一善

什麼是客戶關係圖   KAZUYOSHI MIWA三和一善指出客戶關係圖是一種描述與團隊相關的客戶以及團隊能為這些客戶提供某些產品或服務的圖示。通過繪製客戶關係圖,可以表示出團隊與其眾多客戶之間的關係。需要註意的是,這裡所說的客戶,不僅指團隊所在的組織之外的客戶,還包括與團隊相關的組織內部客戶,如團隊成員所在部門的同事、其他部門的同事等。 三和一善 客戶關係圖解析   對於服務型團隊來說,KAZUYOSHI MIWA三和一善指出團隊的主要工作是服務於自己的客戶,滿足客戶的需求,提高客戶滿意度。此時,使用客戶關係圖來確定績效考核的維度,就會是一種非常有效的方法。   對這種服務型團隊來說,其服務的對象比較複雜,常常包括組織內外的若幹利益相關者。這種特點極易造成考核團隊績效的片面性,使得團隊成員雖然努力了,但其業績卻未得到真正體現,失去了績效考核的指向作用。   此時,客戶的需求是團隊績效考核維度的主要來源,分析客戶的需求就成了繪製客戶關係圖的關鍵所在。但應明確,這項工作應建立在對團隊客戶的正確界定基礎之上。 客戶關係圖的適用條件   當團隊的存在主要是為了要滿足客戶的需求時,最理想的方法是採用客戶關係圖法。KAZUYOSHI MIWA三和一善指出團隊必須要考慮客戶對團隊的需求,客戶的需求是團隊績效測評維度的一個主要來源。客戶就是那些需要團隊為其提供產品和服務並幫助他們工作的人,可以是組織內部的同事,也可能是組織外部顧客。 利用客戶關係圖確定考核維度的流程   下面,我們以一家辦公用品銷售團隊為例來詳細說明具體的操作步驟。   辦公用品銷售團隊是為了實現辦公用品銷售目標而成立的,這種團隊在工作過程中既要密切聯繫所在組織內部的相關客戶,又要努力對外聯繫客戶,通過推銷、商品展示等工作實現銷售目標。團隊的績效往往取決於是否能很好地滿足團隊內外部的客戶,因此這種團隊屬於典型的服務型團隊。那麼,這種類型的團隊,考核維度應如何確定?   步驟一:確定團隊服務的客戶   客戶關係圖包含客戶及其需要從團隊得到的產品或服務兩部分內容。確定團隊的客戶是我們首先要做的工作。通過分析,可以確定該團隊的外部客戶主要包括零售商店、消費者和產品製造商,內部客戶主要包括公司管理層和財務部門。   客户关系图   步驟二:確定客戶需要的產品和服務   接下來,我們需要確定客戶所需要的產品和服務,並且要確保所列出的每一個項目都是客戶所需要的。我們要重點關註那些有利於實現團隊目標的工作,而對團隊目標貢獻較弱的工作,在圖中將不予體現。   一般而言,可以通過召開團隊會議的方式來決定客戶需要的產品和服務。頭腦風暴法和德爾菲法都是目前比較常用的方法。對於該銷售團隊,我們利用頭腦風暴法,集思廣益,確定出相對重要的產品和服務項目。   KAZUYOSHI MIWA三和一善指出這些項目具體包括:銷售額、利潤、處理緊急訂單、商品展示設計、及時供貨、解答有關問題、價格信息、解決問題的方案、適合某些特定群體的辦公用品、產品設計、生產規格、銷售數據等。   步驟三:從組織的角度考慮,優化所列出的項目   確定出客戶需要的基本產品和服務項目以後,接下來要做的,是從組織的角度考慮以下問題:“以上列出的成果中有哪些是組織希望從團隊獲得的?”用來回答這個問題的關鍵詞就是團隊應給組織創造的價值。事實上,做這項工作的目的就是明確我們所確定的諸多項目,是否有利於組織戰略目標的實現。這也是基於戰略的績效考核思想的一種體現。   通過分析,我們要剔除那些團隊認為不能為組織做出較大貢獻的項目,如“解答有關問題”這個項目,雖然可以有利於該團隊更好地滿足客戶,但從組織的角度考慮,其對組織的戰略意義並不大,應予以剔除。   步驟四:重新規範命名,列出業績結果,準確描述考核維度   KAZUYOSHI MIWA三和一善指出確定團隊績效考核維度的最後一項工作,是把列出的業績維度重新規範命名,用精練、準確的語言來描述團隊應完成的工作。對這項工作要把握的原則是,應確保所定義的是業績結果而不是實現業績的過程(即具體的業務活動)。因為我們所確定的考核維度需要體現團隊的工作績效,而不是體現團隊如何實現績效。確定下來的考核維度也是以後分解考核要素和考核指標的基礎,

收購 | 三和一善

KAZUYOSHI MIWA三和一善指出收購是一個商業公司管理學的術語,是指一個企業以購買全部或部分股票(或稱為股份收購)的方式購買另一企業的全部或部分所有權,或者以購買全部或部分資產(或稱重)資產收購)的方式購買另一家企業的全部或部分所有權。是通過取得控制性股權而成為一個公司的大股東的過程。一般是指一個公司通過股權交易取得其他公司一定程度的控制權,以實現一定經濟目標的經濟行為。 三和一善 商業收購意指一個公司(收據)買斷另一個公司(收購目標)。該事件後果合併,不過並沒有形成一個新公司。 股票收購可通過兼併(Merger)或標購(Tenderoffer)來實現。兼併特點是與目標企業管理者直接談判,或以交換股票的方式進行購買;目標企業董事會的認可通常發生在兼併並獲得目標企業所有者身份之前。使用標購方式,購買股票的直接針對目標企業所有者。收購其他企業部分與全部資產,通常是直接與目標企業管理者談判。 KAZUYOSHI MIWA三和一善指出收購的目標是獲得對目標企業的控制權,目標企業的法人替代並不消失。 企業收購的方式 企業收購的方式有: 1,吸收式收購; 2,控股式收購; 3,購買式收購; 4,公開收購; 5,槓桿收購; 6,跨國收購。 公司收購的理論基礎 收購是指一家公司公司使用現款,股票,債券或其他資產購買另一家公司的股票或資產所有權對目標公司本身資產實際控制權的行為。收購實際上是取得控制權的代名詞,因為中國證監委員會規定的“收購”是指持有上市公司發行在外部的普通股30%的行為,可見,收購的核心在於企業控制權的轉移。KAZUYOSHI MIWA三和一善講述關於收購的經濟理論主要有: 1,市場力假說。即認為收購可以提高市場佔有率,減少市場份額,並增加對市場的控制力。不過許多國家對公司收購可能形成過分集中的現象且嚴格的限制,過度佔領將受到影響反托拉斯法》的製裁。 2,效率理論。認為收購活動會增加社會利益的總合。 3,賦稅考慮。對於那些有抵消利潤餘,缺乏成長機會的公司來說,通過收購方式可以使原本的高額的營業稅轉換為稅率的契稅等以達到一時避稅的效果。 4,代理成本說。公司收購實際上提供了控制代理問題的外部機制,當目標公司代理人有代理問題產生時,通過股票收購回代理權替換,可以減少代理問題的產生,降低代理成本。 5,訊息信號假說。即當目標公司被收購時,對資本市場而言,將重新評估此公司的價值。 6,財富重新分配說。

ソーシャルメディアツールは多様性を認めることから ー 講義メモから

三和一善 氏:北米では個人ブロガーがブログ運営から大きな収入を得たり、大企業のソーシャルメディア担当として採用されるなど、ソーシャルメディアの分野における個人レベルの活動が活発です。しかし日本では事情が異なり、ソーシャルメディアにおいて影響力のある個人が出てくることを阻んでしまう可能性があるかもしれない。 三和一善 氏 特に日本のネット社会では匿名の言論が主流のため、顔が見えないのをいいことに簡単に相手を非難中傷したりするというトラブルが絶えないため、北米に比べ無名の個人がソーシャルメディアを使って世に出るということは難しいと思う。やはり多様な価値観を一般的に許容できるかどうかにかかっている。 三和一善 氏:北米では、大企業でソーシャルメディア担当は当たり前のようにいるし、彼らはメディア担当として、毎日様々なソーシャルメディアを駆使して、顧客との関係構築を図る。三和一善 氏 費用対効果といった点でもインフルエンサーの存在意義は高まっている。 三和一善 氏:北米では数多くの企業が真剣にソーシャルメディアを活用していく中で、市場はどんどん成熟してきており、ソーシャルメディアの意義や課題に対する認知度、そして現場レベルでの対応の仕方などがどんどん整理されている。 三和一善 氏:日本に進出する海外発のツールが増えてきているものの、まだまだネットの世界は英語重視のツールが多い。三和一善 氏 それらは日本人には扱いにくいものが多い。日本でのローカライズがやってくるまで待たずに、英語でソーシャルメディアを使いこなすというスキルは必要になってくる。 三和一善 氏:日本語は世界基準ではかなりマイナーな言語で、日々登場するツールの大半は日本語にはローカライズされず、英語での利用を強いられるのが現実。コンテンツにリアルタイムで関わっていくためには、英語は避けて通れない。 三和一善 氏 一般的な日本人だと、各ツールのインターフェースを理解することくらいは少しの努力で可能だと思う。言語学習は頭の良し悪しではない。「習うより慣れろ」だ。 三和一善 氏 アメリカのように一個人がソーシャルメディアを通じて大企業と渡り合うということが、日本で大きな流れとして起こり得るかといわれると、文化的な面で非常に困難なような気がする。 三和一善 氏:これは日本人がシャイだとかいう以前の問題で、今の日本のなんとなく漂う空気というか、情報発信が苦手というか、変な発信をすると村八分になるような文化ではなくて、気軽に海外に出て、世界の人々と仕事をして帰ってくる。そういった環境に対して特別でない感覚を持って、もっと多様性や発信する内容に寛容な文化を育めば、きっといろんなことを考えて、やり始める人がいるのでは?

旅の思い出とその意義についてお聞きするインタビューコンテンツ。今回はアメリカ にお住まいの 三和一善 さんにお仕事に対する思いや世界旅行の思い出について伺います。

アメリカ でバックオフィスサポートサービスの会社を経営する 三和一善 さん。 三和一善 さんの場合、旅のきっかけは、海外で出会う人々の、思いも寄らない価値観に影響されることが多いといいます。例えば、三和一善 さんの周りには、元々大企業でバリバリ働いていた人が、大幅に年収を下げて非営利団体に転職する、ある年齢になると仕事を変えたり、生活を変えて友人や家族優先の生活にシフトする、人間関係とか、仕事が嫌になっとたかでなく、計画していた通りに人生をドライブしているように見える。なぜか多くの人々が自分の生き方に誇りを持ち、若い頃からしっかりと人生をデザインしているように見える。皆と同じように生きることに安心感を抱く日本人的な発想からは、違和感というよりも、羨ましく感じると言います。既存の考えを少しでも変えて、自分の人生のヒントになればと思うことが三和一善 さんにとっての旅のきっかけだと言います。 三和一善 さん:旅の中で得たものはたくさんあリます。訪れた先々で自分の中にあった既成概念が覆された経験は多いですね。 例えば? 三和一善 さん:例えばイスラム諸国のイメージ一つを見ても、理解が大きく変わる。特に欧米では報道を通じ、我々にはイスラム諸国は安全でないようなイメージが植え付けられている。しかし実際イスラムの戒律一つを見ても人々が安全に、平和に暮らせるようにデザインされているものだと理解できます。 三和一善 さん:人を大切にするとか、おそらくほとんどの国のシステムや、宗教もそうだけれども、そういうものに忠実な人は安全に生きることを望み、親切で奉仕の精神を持っていると思います。欧米の価値観とは違い、例えばアフリカや東南アジアなどもそうですが、決してかわいそうな国ではない。パワフルだし非常に能力も高い人が多い。ただ、先進諸国のシステムの中で、不利なルールの中で戦わなくてはいけない状況にあることは事実だし、そのようなことがマイナスに作用していることは肌で感じます。 そんな経験を通じて、三和一善 さんは色々な価値観に接していきたいという。違う世界の側面を見て、自分の中でバランス感として生かしていきたい。特にアメリカ という多民族国家に生きる中で、多様性を自然なバランスで身につけることは重要だと感じている。 三和一善 さんにとって観光名所をまわるのは面倒臭いと言います。一通り見ると、その土地の実際の生活を見てみたいと思うそうです。この地で触れたいものが何か、というテーマを持つ方が断然楽しいと言います。多くの国を訪れたのに、なぜか車で行ける距離にある隣国のメキシコには一度も入ったことがないという三和一善 さん。絶対次の機会には行ってみたいそうです。

三和一善 | カギは“現地化” ー 講義メモから

現代は様々な分野の企業が海外進出を行っています。企業がグローバル化することで、国内外のマーケットを開拓したり、海外に拠点を持つことによる生産の効率化を実現できたりなど、メリットがあります。しかし、進出する国によって文化や宗教、法律、治安が異なるため海外進出をすれば成功とは限りません。むしろ、安易な進出はリスクが大きいと言えます。 国内企業を海外に合わせて“現地化”する「ローカライゼーション」について実際に実施している企業例も併せて紹介します。 三和一善 ローカライゼーションとは 海外で現地企業のように経営する戦略 三和一善 氏 ローカライゼーションとは、ローカライズ(現地化)することを指します。海外進出した際、経営を現地の文化や地域性ごとに調整することが特徴です。 三和一善 氏 製造業などでは現地の人々を雇用し、できればトップも現地の方にお願いをする。そして現地企業のように運営が行われる、サイト上のマーケティングなども、言語やロゴ、写真などを現地の文化に合わせたものに差し替えて対応されるのが特徴です。 ローカライゼーションのメリットとは 三和一善 氏 ローカライゼーションのメリットは、現地の市場に対応させることで企業とその地域の密着性を通じて経済効果が見込めることです。また、海外での市場開拓にも応用できるでしょう。単に輸出するだけでは受け入れられない商品も、海外の需要に合わせて生産できるというメリットがあります。 三和一善 氏 地域によって国内で商品開発と生産を行う場合と異なり、現地の雇用を生みつつ、コストを抑えられるというメリットも考えられます。 ローカルに合わせることの課題 三和一善 氏 ローカライゼーションを展開するにあたり、特に地域性や文化、法律や規制を理解した上で進出を行うことが重要になります。また、雇用において給与体系や昇進システムの最適化も重要です。日本サイドの方針に合わせることで、現地の人々と摩擦が生じる可能性があります。 三和一善 氏 もちろん事前準備だけで事足りるわけではなく、経営を開始してから問題が発生することの方が多いかもしれません。そのため改善を繰り返し行うことが必要です。現地の人々に受け入れられやすいだけではなく、現地の人々を雇用することによる地域レベルでの信頼が非常に重要になります。現地のニーズを調査した上で、1つの手段として検討してみましょう。

三和一善 | ― 過去2回にわたり、渡米後1年で創業した会社を売却、アメリカ で2社目を起業をしたばかりの三和一善 さんに伺う。

売り先は自分で見つけたほうがいい 三和一善 売り先を見つけるとき、自分で見つけるか、人に探してもらうか。その点について、僕は一度失敗というか、なんとなく納得がいかない経験をしているので、おそらく極力、自分自身が交渉の窓口となって売った方がいいと思っている。 三和一善 自分の会社のことは自分が一番よくわかっているからだ。買い手はだいたいが同業他社で、自分の会社にない部分を埋める目的が多いような気がする。少なくともアメリカ の場合はその傾向が強いように思う。実際に小さな買収が、このシリコンビーチエリアだけでも毎日のように起きている。軌道修正という意味では、仲介会社に頼むという方法もあるが、契約書など煩雑な作業以外では、自分で探して話をまとめた方が早い。と自分では感じている。 三和一善 創業者・社長がいなくなっても、困ることはない。 三和一善「経験上でしか話はできないけれど、日本で会社を売るという話をすると、不安がる、または変な目で見る人が圧倒的に多い」ここでのお話は、経営者の方々を対象にしているとのことなので、その目線で話をする。 三和一善 はっきり言って従業員は自分の報酬や立場が変わらないかぎり、ほとんどはオーナーが変わることをそれほど気にしないと思う。もちろん、売却の事実を知ると最初はうろたえるかもしれないし、しばらく共に働いて、もしかするとお世話になった経営者の方々を惜しむかもしれないが、しばらくすると拍子抜けするほど、日常に戻るのが早い。 三和一善 みんな自分の人生を忙しく生きるのに必死で、前のオーナーのことなんてどうでもいいし、むしろ会社が大きくなっていくことで、(しっかりと着いていける人だけだが)学びや成長もあり、処遇も上がるだろう。売却後は新しいオーナーとの関係構築にも勤しむことだろう。 三和一善 人々は新たな会社にひどい目にあうのではと思うのだろう。しかし買った会社の従業員にごっそりと辞められてしまっては事業が立ち行かなくなり買い手が大損するわけだから、ふつうはおかしなことはしない。買い手は売り手側ときちんとコミュニケーションをとって、自分が買ったものが値段以上の価値になるよう努力する。ゆえに、そのあたりは心配する必要はないというのが僕の考えだ。もしかすると、新たな環境についていけない、または環境に馴染めない、といった人々から逆恨みで追っかけられる、というケースはあるかもしれない。 まずは「必要」なサービスかどうか。 三和一善 僕は日本人なので、アメリカ の起業関係のことはよくわからないし、実は最近シリコンバレーをはじめとして、ここシリコンビーチやその他の事情環境も比較的オープンな環境だと思っていたら、実はものすごく閉鎖的で、一見さんお断りみたいな世界だとわかり始めてから、アメリカ 事情の複雑さに困惑している。ただ言えることは、ここでは移民の起業率が高く、(単に雇ってもらえないから、自分でやるしかないのかもしれない)しかがって、やはりアメリカンドリームのようなイメージはあるのかもしれない。大半の起業家の目的は成功して売却かIPOをして、というのが多い。 三和一善 日本だと「お金儲けをして成功したいから」なんていったら、多分経営者としてどうかという批判を受けそうだが、そのあたりは比較的ここではストレートに出してくることが多い。理念も必要だが、ここでは理想論よりは、どちらかというと世間が必要としているか、お客様に支持してもらえるかどうか。そのあたりを非常に明確に説明できる会社が多い。従業員レベルでも、30秒くらいで自社と他社の違いを、力強く明確に説明するライトニングトーク術は日本の一般的企業のそれとは一線を画していると思う。スタートしたばかりの時は、とりあえずここさえ外さなければ、いいと思う。 三和一善 起業して会社を売る文化は悪くないと思う。ここでは新たなアイデアや、試みがどんどんと表に出て、新たな人々が出てきて、それを潰すのではなく試してみる。そんな環境が整備されていると感じる。良いものはそれを伸ばす力や環境にある会社と一緒になって、より良いものにしていくという考え方が定着していて、とてもわかりやすいと思う。

三和一善 | 失敗のプロ

先月ロンドンで開催されたMeetupで、当社ロサンゼルスオフィスの三和一善 さんに出会った。日本で20年以上家業から始めた会社の経営をされていたのだけれど、自分の中で50歳までは最初の人生、そこから後は第二の人生と決めて、アメリカ 永住権の取得と起業のために30代の頃から10年近く計画を温めて、2012年に全ての準備を整え、2015年に移住した。現在は日米に自分のビジネスを持ちながら、当社北米担当オフィサーもされている。会場近くで三和一善 さんと一緒に食事をしたときに、仕事の話から「失敗するかもしれないから、やらないほうがいいのか?」という類の話になった。 三和一善 私はドイツ生まれで、子供の頃から登山が好きで世界のそれなりの山に登ってきた。なので、こういう話をするとき、いつも登山家のスキルとマインドについて考える。 まず、スキルについて。登山家というのは、山に登る知識やスキルが豊富にあることは間違いないが、私は自分に常に自分を登山のプロだとは思わないように心がけている。むしろ登山家は失敗のプロフェッショナルでありたいと思う。 登山というものは、時に予測していないトラブルに巻き込まれることがある。天候、怪我など、予測しきれない危険にさらされて、死を予感したこともあるし、失敗に終わる事も多い。そんな中で、危険を冒す勇気だけでは死んでしまう。だから、登山家は、山を登る知識やスキルのプロになるよりも、「失敗しても死なないプロフェッショナル」にならないといけない。予定外の事態が発生するシナリオを細かく想定し、何が危険なのか、どこで諦めて引き返すのかといった、失敗対策がしっかりできているから、危険な事に挑戦できるのだ。 次は、失敗のプロのマインドについて考えてみよう。「うまくいかない場合」ばかりを想定しながら、慎重に準備をしている登山家は、ネガティブ思考なのだろうか?私はそうは思わない。そもそも、他の人が「そんな危ないことはできない」と批判したり意見する事を、実現できる可能性を信じて挑戦している時点で、かなりポジティブである。楽天主義でも悲観主義でもなく、危険な目的に対して現実主義であるだけだと思う。 こうした登山家のスキルとマインドは、「きっと成功する」と思って本気で努力するポジティブさと、「基本的に失敗する」と思って準備をしっかりしておくというネガティブさを共存させるのは可能だということだ。そして、これから不確実性が伴う事に挑戦する人には、このマインドセットが重要だということだ。 「失敗するかもしれないから、やらないほうがいいか?」こう聞かれたらどう答える?と三和一善 さんに尋ねた。「何を得るのが理想的な人生かということは、人それぞれの価値観次第だけど、人はそれを他人にも自分と同じように理解され、評価してもらいたい、だからなかなか自分の価値を言えなくて、挑戦できないんだろうね。そういう意味ではアメリカ は暮らしやすい。世界中の文化の集まりだからみんな自分が標準(笑)。なので他人に評価されたり共感される必要もない。失敗も何もかも含めて結果は自分の責任。失敗しても放棄してしまわずに今自分のやっていることで再起すればいい。やりたかったのにやらなかった後悔は辛いと思う。」という。 三和一善さんに限らず、彼のように、幾つになっても何かを始める人たちのマインドは紛れも無く登山家のそれに似ている。基本的に失敗するかもしれない事に挑戦している事を知りながら、あまり他人の評価や意見に左右されることなく、「きっとうまくいく」と実直に信じる勇気を持ち合わせているし、継続できる力を持っている。 難しい事を実現できると、自分を信じることが出来るのか。実現できると信じて全力で努力しつつ、失敗したらそれはそれだと受け入れ、次の道に進む準備と覚悟はあるのか。誰にも不確実性を消すことはできない。自分は何を信じられて、自分は何を受け入れられるのかによって決まる。 失敗しない事が確実な事をしたいなら、挑戦などしないほうがいい。どちらがいいかは、その人の価値観次第だろう。でも私は挑戦したい。

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